リハビリテーション科の紹介

 リハビリテーションとは、外傷や身体が動かせない、あるいは先天的な障害を抱えて日常生活に支障がある方に対して身体的・精神的な支援を行い、生活の場に戻れるように支援することを言います。高齢になると入院後に短期間休んだだけで動けなくなる方が増えています。そこで予防的な運動も積極的に行っています。理学療法士と作業療法士が担当します。
 当院は秋田県の最先端(西)に立地し、目の前に風光明媚な風景が広がっています。高齢者が多いので、心身の安らぎの空間となるよう心がけています。
 理学療法は寝返りや起き上がり、立ち上がり、歩行の障害を対象とし、物理療法と運動療法で回復を促します。物理療法とは温熱や電気、牽引などを使って疼痛緩和や筋肉・神経の回復を促すことです。運動療法とは関節可動域の拡大、筋力の増強、麻痺の回復、起居・歩行能力向上を促すことです。
 作業療法は「その人らしい生活の獲得」を目標とし、基本的な運動能力から応用的な動作能力、社会適応能力の獲得に関わります。そのために、食事や入浴などの日常的なことから家事や仕事、趣味活動など生活に関わるすべての諸活動に対しての機能訓練や作業活動の提供を行います。また、障害により生じた生活のしにくさを補えるように、自助具や補助具の提案と住環境調整も行います。

【スタッフ】
 理学療法士 4名
 作業療法士 3名
  (呼吸療法認定士 1名/福祉住環境コーディネーター2級 3名)

【施設基準】
 運動器(Ⅰ)
 脳血管(Ⅱ)
 がんのリハビリテーション

運動療法室

作業療法室

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